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バラ・・・植物の中毒の話

おうちに生けてあるお花を食べちゃった!だいじょうぶ??

こんなことありませんか?

というわけで、本日の豆知識は植物の中毒

たくさんの植物がありますが、花びんに生けてあったり、散歩の途中にあったりして、要注意な植物を紹介します!

今回は、バラを見に行ったので、、、バラ科の植物のお話から

〇バラ科の植物
リンゴ、ウメ、アンズ、モモもバラ科の植物です。その実は甘くておいしいですね。
わんちゃんたちに問題なのは、その種!
まわりにまだ甘い果実がついていて、かじったり、おもちゃにしてしまっていたり、間違えて食べてしまうと、、、

丸のみした場合・・・腸閉塞を起こす可能性があります。すぐに気づいたら、吐かせた方がよいので、病院へ!
噛んで食べてしまった場合・・・その実が熟していないと、種の中の有毒物質と胃酸が反応して、「青酸中毒」を起こすことがあります。

〇ユリ
植物全体が、ねこちゃんに有毒です。特に、花粉は毒性が高いと言われています。また、生けてあるお水も有毒成分が溶けて危険です。
ねこちゃんは、ユリの毒素に敏感で、24~48時間以内に激しい腎不全を起こすことが報告されています。
解毒剤はないので、摂取してしまったら、ただちに吐かせる、胃洗浄、活性炭や下剤の投与、輸液療法(点滴療法)、透析による治療が必要です。

〇スズラン
植物全体が有毒です。花びんに生けた水も有毒です。
中毒症状は、おう吐、食欲不振、下痢、運動失調、不整脈など。食べてしまった場合は病院へ。

〇アロエ
切ったときに出てくる乳液に毒性があります。
赤色尿、腎炎、下痢を起こすことがあります。

〇その他
毒草など、人が食べて中毒を引き起こすものは、基本的に動物にも起こると考えられますので、注意しましょう。
また、農薬や除草剤など、近年安全性は高まっていますが、農薬が散布された直後やその近辺は避けるとよいでしょう。