ばさし
先日、生まれて初めて馬刺しを食べました。
学生の頃、馬刺しの名産地、青森県十和田市に住んでいたのに、なぜか馬刺しに縁がなく。。。
なかに真っ白のお肉が。。。これは、なに?
食べてみると、プリプリっとして、臭みもなく、噛んでいるうちに甘味もでてきて、おいし~い!
お店の方いわく、コウネという馬のたてがみの部分の脂肪組織だそう。
何々。。。気になったので、馬刺しについて、すこーし勉強してみました。
そういえば、大学時代も公衆衛生で、特に馬の食肉衛生は習わなかったような…
どれどれ
「ウマ肉は、ほかの種類のお肉より栄養価が高く、滋養強壮に良い。
高たんぱく質、アミノ酸、ミネラル、ビタミンも豊富に含まれているって」
なるほど~
さらに調べていくと。。。
犬と馬の寄生虫に「ザルコシスティス・フェアリー」という名の原虫がいる!
ザルコシスティスは日本語で言うと、住肉胞子虫、すなわち筋肉の中に寄生する小さな虫のことで、
馬の筋肉内に寄生していると、これを食べたヒトに食中毒を起こすとのことで、要注意です!
ワンコは、この寄生虫の終宿主で、この寄生虫のついた馬肉を食べても、無症状だけれども、この寄生虫を媒介する役目を果たします。
普通の家庭犬では、うつすことはないけど、お肉の生食をしているわんちゃんはご用心くださいませ~
詳しくは、農林水産省 ホームページhttp://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/f_encyclopedia/s_fayeri_qa.html
食品衛生の窓 ホームページhttp://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/musi/30.html